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人形 アーカイブ
2007年07月20日
人形・ドール
人形(にんぎょう)は、狭義には人間の姿を、広義には人間以外の動物や架空の生物も含めて、それらの姿に似せて作られた物をさす。
人形の作成は、古くは先史時代から始まり、いずれの時代でも作られ、人間の文化活動の本質的なものであるといえる。
現代の人形の主な用途は、祭礼などの宗教行事や伝統行事、文楽などの人形劇で使われる他、玩具、土産物、芸術作品など、さまざまな分野がある。
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玩具としての用途の人形
横断旗入れ(裾)を兼ねた交通安全人形(奈良県)古来から人形は子供の遊び道具として与えられ、使用された。日本各地に現在も存在する「郷土人形」は幼い子どもの玩具として非常に大切にされた。日本では主に木製や土製の素材に胡粉などで着彩をした人形が多いが、工芸品として精巧に作られた物もあり、戦後からは美術品として扱われる郷土人形もある。江戸時代に普及した女児向けの人形に「姉様人形」がある。和紙と千代紙で造られた素朴だが優雅な人形は、裕福な武家や商家の子女に大切にされた。代表的な遊び方としては、人形を擬人化して日常生活を再現する「ままごとあそび」や、時代がかなり後の近代からは布製の「文化人形」で遊ぶことが普及した。人形の衣服を交換し組み合わせなどを楽しむ「着せ替えあそび」などは、戦後に日本全国で広まった。
現代での「着せ替えあそび」は、合成樹脂製のきせかえ人形で遊ぶ。後述のマネキンと類似し衣服を着せたり、脱衣の状態にできる場合が多い。複数の付属品の衣装があり、それはほぼ現実の人間の衣服に似せている。着脱には背面に付けられたマジックテープやスナップを使う。大体、1960年代頃から生活の西洋化とともに普及し、製品には「スカーレットちゃん」やリカちゃん人形、バービー人形などがある。高度経済成長と相まって、庶民のファッションの隆盛とともに人形の衣服も華やかさを増していった。
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2008年01月29日
ひなまつり
![]() ミッフィー 雛 L |
![]() キティ コロコロ雛 |
![]() ミッキー 立ち雛L |
日本の雛祭りはいつ頃から始まったのか判然としていないが、その起源はいくつか存在している。日本での起源は、平安時代に既に平安貴族の子女の雅びな「遊びごと」として行われていた記録が現存している。その当時においても、やはり小さな御所風の御殿「屋形」をしつらえ飾ったものと考えられている。しかし、それはどこまでも「遊びごと」であり、決して儀式的なものではなく、そこに雛あそびの名称の由来がある。
これが江戸時代に女の子の「人形遊び」と節物の「節句の儀式」と結びつき、全国に広まり、飾られるようになった。この「雛あそび」が「雛祭り」へと変わったのは天正年間以降のことであり、この時代から三月の節句の祓に雛祭りを行うようになったと推測されている。もっとも、この時代には飾り物としての古の形式と、一生の災厄をこの人形に身代りさせるという祭礼的意味あいが強くなり、武家子女など身分の高い女性の嫁入り道具の重要な家財のひとつに数えられていた。その為、自然と華美になり、贅沢に流れるようになっていった。
江戸時代初期は形代の名残を残す立った形の立ち雛や、坐った形の「坐り雛」(寛永雛)が作られていたが、これらは男女一対の内裏雛を飾るだけの物であった。その後時代が下ると人形は精巧さを増し、十二単の装束を着せた「元禄雛」、大型の「享保雛」などが作られたが、これらは金箔張りの屏風の前に内裏の人形を並べた豪勢なものだった。この享保年間、人々の消費を規制するため一時的に大型の雛人形が当時の幕府によって規制されたが、この規制を逆手にとって、「芥子雛」とよばれる数センチの大きさの精巧を極めた雛人形が流行することになる。江戸時代後期には「有職雛」とよばれる宮中の雅びな衣装を正確に再現したものがあらわれ、さらに今日の雛人形につながる「古今雛」が現れた。この後、江戸末期から明治にかけて雛飾りは二人だけの内裏人形から、嫁入り道具や台所の再現、内裏人形につき従う従者人形たちや小道具、御殿や檀飾りなど急速にセットが増え、スケールも大きくなってゆく。
雛人形のそれぞれ
雛人形は、宮中の天上人の装束(平安装束)を模している。
* 親王(男雛、女雛)はそれぞれ天皇、皇后をあらわす
* 官女(三人官女)は宮中に仕える女官をあらわす
* 五人囃子は能のお囃子を奏でる五人の楽人をあらわし、それぞれ「太鼓」「大皮」「小鼓」「笛」「謡」である
* 随身(ずいじん)の人形は随臣右大臣と左大臣と同時に衛士(えじ)でもある
* 仕丁は従者をあらわし、通常3人1組である
関連する楽曲
* おひなまつり(童謡、作詞:斎藤信夫、作曲:海沼実)
* ひなまつり(童謡、作詞:斉木秀男、作曲:三宅延齢)
* ひなまつりの歌(童謡、作詞:与田準一、作曲:河村光陽)
* おひなさま(童謡、作者不明)
* 雛祭(文部省唱歌、作者不明)
* ひなまつり(文部省唱歌、作詞:林柳波、作曲:平井康三郎)
* 雛祭り(童謡、作詞:林柳波、作曲:本居長世)
* ひなまつり(童謡、作詞:水谷まさる、作曲:小松清)
* 雛の宵(長唄、作詞:松正子(松本白鸚夫人)、作曲:今藤政太郎)
* 雛の宵(清元)
特色ある雛祭り
全国各地で、大量に集めた雛人形を飾って一般公開したり、特色ある飾りを飾ったり、少年少女、又は成人の男女が雛人形に扮したりする祭り等が、この期間中に開催される。
* 北海道
* 東北
* 北関東
o 3月上旬:鴻巣びっくりひな祭り(鴻巣市)
o 3月上旬:石段ひなまつり(渋川市伊香保温泉)
o 7月下旬:人間ジャンボひな壇@岩槻祭り(さいたま市岩槻区)
* 南関東
o 2月下旬:かつうらビッグひな祭り(勝浦市)
o 3月3日:ひなまつり子供大会@妙圓寺(渋谷区)
* 甲信越
* 東海
o 2月上旬~3月上旬:中馬のおひなさん(豊田市)
o 4月3日:生きびな@水無神社(高山市)
* 北陸
* 京都府
o 3月3日:ひいな祭り@市比売神社(京都市下京区)
* その他の関西
o 3月3日:ひな流し@淡嶋神社(和歌山市)
* 中国
o 3月3日:流しびな(鳥取市)
* 四国
o 3月上旬:ビッグひな祭り(勝浦町)
* 九州
o 2月11日:おひな様始祭(柳川市)
o 2月15日~3月31日:天領日田おひなまつり(日田市)
o 3月中旬:おひな様水上パレード(柳川市)
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