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プラモデル|模型製作に用いる工具
タミヤ製ニッパー模型製作にはさまざまな工具を用いる。
もちろん、全てを利用しなくても製作は可能であるが、
基本中の基本としてプラモデル用のニッパーはあったほうが望ましい。
■ニッパー
ランナーから部品を切り離すのに用いる。金属用ニッパーでは切断面が潰れたようになるため、プラモデル専用のニッパーが望ましい。家庭にある爪切りで代用したという事例をよく耳にするが、人間の爪より硬いプラスチックに用いると殆どの場合直ぐに爪切りの歯が使用に耐え切れず駄目になってしまっている。模型用の歯の薄い製品は強く握ると歯が痛むので丁寧に扱うと良い。真鍮線やエッチングパーツなど金属を切断する場合は刃こぼれを防ぐため、金属用のニッパーを用いる。又、一部ガンプラは、ニッパーを使用しなくても簡単にランナーから部品を切り離せる物がある。
■接着剤(セメント)
部品同士を接着するために用いる。材料を溶かし、溶剤が蒸発して硬化することで接着される。接着剤が必要なプラモデルには付属している場合が多いが、付属しない場合や足りなくなる場合もある為、別途購入して置くのが望ましい。樹脂分を含む「トロトロ型(貼り合せ型)」と溶剤分だけの「サラサラ型(流し込み型)」とに大別され、後者は石油系溶剤を含まないリモネンを主成分にした物も増えている。また、最近のガンプラ等のプラモデルでは接着剤を使用しなくても製作可能なスナップフィット・キットがほとんどである。
■瞬間接着剤
空気中の水分と反応し、数秒から数十秒で硬化する。金属との接着のように、溶剤に侵されない材質や、異なる材質同士を接着する場合に用いられる。近年はプラモデルでも再現性向上のためにエッチングパーツなどの異素材部品を含む物が多く、製作の必需品となっている
■ピンセット
小さい部品を掴んだり、手の脂が付着するのをさけるため、シールやデカール等を貼る際に用いる。
■カッター(Pカッター、けがき針等を含む)
部品の切断・加工やモールドを彫刻するためなどに用いる。使用する際はカッター台を用いたほうがよい。
■金属やすり、紙やすり
部品の表面を削ったり整えたりするために用いる。
■パテ
部品のへこみなどを埋めるために用いる。また、プラモデルの外形を一部作り変える際にも用いられる。硬化した後にカッターなどで切削・成形する事が可能である。プラモデル製作で使用されるのはラッカーパテ、エポキシパテ、ポリパテ(ポリエステルパテ)の3種類が多い。最近では可視光線硬化型パテや瞬間接着パテも発売されている。これは硬化までの時間が短く用途によっては非常に便利である。 ラッカーパテは、文字通りラッカー系溶剤を含み、溶剤が揮発することで硬化する。この際、溶剤が揮発した分の体積が減少する(肉痩せ、あるいはヒケという)。従って分厚く盛る場合には向かず、傷や部品のヒケの修正などに用いられることが多い。プラパテと呼ばれることもある。 エポキシパテは、粘土状の2種類の基剤をほぼ同量混和して用いる。数十分から数時間で硬化する。ヒケはあまり起きない。種類によっては完全に固まるとかなり硬くなるので、適度な硬さの段階で切削すると加工性がよい。2種類のパテが均一になるよう混ぜ合わせるのが使用上の注意である。模型用のほかに木工用や金属用のものが市販されている。皮膚が弱い場合には手袋必須である。 ポリパテは、主剤に硬化剤を練り込んで使用する。硬化時間は硬化剤の割合や気温によって変化するが、数分から数十分と早い。臭気が強いので換気必須である。 可視光線硬化パテ(光硬化パテ)は、太陽光や蛍光灯の至近距離に近づけると短時間で硬化する。硬化が早く、作業の効率化に大いに役立つが、場合によっては盛ってから1分とたたないうちに固まってしまうため、手早い作業か必要。現在最も高性能なパテといえるが、値段も通常のパテよりも高い。 瞬間接着パテは、液剤と粉末を混合すると数秒~数十秒で硬化する物で、作業が早い反面、物性的に脆い。
■ピンバイス
細いドリル刃(0.1ミリ~3ミリ程度)等の小径の棒を?むためのグリップ。もっぱら部品に穴を開ける際、ドリルを回すために使う。 プラモデル用(ホビー用)のこぎり・レザーソー・糸のこぎり 部品を切断するために用いる。改造する際に使われることが多い
■塗料
プラモデルを塗装するために用いる。ラッカー系、アクリル系、エナメル系等いくつか種類がある。塗料はその特質を知って使いこなすことが重要である。 ラッカー(揮発アクリル)系塗料は、日本で多用されており、強固な塗膜が形成できる利点がある。車用などの溶剤の強い物は樹脂を溶かすので模型用以外の製品を利用する場合などは注意。溶剤の臭いや毒性が強く、長時間吸入すると中毒を起こす。また揮発性、引火性が強いことにも注意。 水性アクリル系塗料は、水で希釈することも可能だが乾燥時間が増し光沢面に塗れなくなることもあるので、プラモデルに塗る場合は専用溶剤(アルコール系)で希釈することが多い。臭いや毒性はラッカー系より抑えられている。引火性も低く安全性が高いものの、塗膜はラッカー系より弱く、上からラッカー系塗料を塗ると侵される。 エナメル系塗料は、専用の溶剤(工業ガソリン系)で希釈する。上記2種類の塗料と異なり、塗装後空気に触れることで化学反応が起き固化する。エナメル系塗料は乾燥が遅く筆塗りでもムラができにくい利点がある。乾燥後の塗膜は光沢に優れる。多湿な日本の気候には不向きだが欧米では一般的な模型用塗料として用いられている。また他種の塗料の塗膜を侵さない事からウェザリングに用いられる事が多い。ただし下地がつや消しの場合、顔料が染み付いて取れなくなることがある。塩ビ(ソフトビニール製キットやポリキャップなど)は侵され劣化するので避けた方がよい。最近、紫外線をカットするクリアー塗料の上に塗布した場合に白化する現象が話題となった。 他に、絵画用のアクリル絵具や油絵具、パステル、コピックなども用いられる。
■エアブラシ
以前は絵画用の高価な物が多く一般的ではなかったが、近年は模型メーカーから比較的低価格の製品が発売される様になった。
■マスキングテープ
塗装の際、塗り分けを行うために色をのせない部分を覆って色が付かないようにする粘着剤つきの紙テープ。仮組みなどの際に粘着力の低いテープとしても用いる。また、塗布することで柔軟なマスキング膜を形成する液状のマスキングゾルという商品もある。
■サーフェイサー
ヤスリがけで付いた表面の微細な傷などを埋める為や塗料の食い付きを良くする為に使われる。主に塗装の前段階として用いる。筆塗りの他、缶スプレーやエアブラシを用いて吹きつけて使用する。市販されている物の主な成分は溶液に溶いたラッカー系パテ(溶きパテ)とほぼ同様の物である。傷やヘコミなどを見分けやすいグレー色が一般的だが、フィギュアなど用にホワイトや肌色の製品もある。細かい彫刻が潰れることを嫌い、使用しないモデラーもいる。
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